3.5.2.2 d-DRAM
DRAMオペランドの文法は次の通りである。
code:txt
$d<addr>
|$d<addr>@<group>
|$di<dar_addr>
|$di<dar_addr>@<group>
最初の2つはアドレス直接指定によるアクセスである。
$diから始まる後ろの2つはDRAM間接参照を有効にする。
<addr>はDRAM内の長語単位のアドレスを指定する自然数である。
<group>は0から3のグループ番号である。
<group>の付かない$dはすべてのグループのDRAMの同じアドレスにアクセスすることを示す。
<dar_addr>はDRAM間接参照に必要な、DAR (DRAMアドレスレジスタ)の読み出し開始アドレスである。
DRAM間接参照については3.5.6 DRAM間接参照で詳述する。
code:例
mvp/n0x80 $d0x20@2 $p0x40@1
2 番グループのDRAMの 32 番地から 128 長語を読み、 1 番グループのPDMの 64 番地以降に書き込む。